アーカイブとしてのテープドライブ LTO #1

早いものでもう年の瀬ですがみなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

今日は大掃除をしよう PCのファイル整理をしよう

HDDの整理整頓をしようという方も多いと思います

 

画像や音楽や動画など、最近は容量の大きいファイルも増えてきましたね

ある人はHDDに、またある人はBD−Rに焼いて、

またはRAIDを組んで、NASを立てて と人それぞれですね

 

それぞれのメディアは一長一短があり

自分にあったメディアで保存されている方も多いと思います

 

しかしみなさん一般にはあまり知られていませんが

データ保存にテープメディアを使うという方法があるのをご存知でしょうか?

 

第一次パソコンブームの時は保存といえばカセットテープでした

フロッピーディスクはあったものの かなり高価で現実的ではなく

やはり70年代はカセットテープが主流でした

 

それ以降、一般的にデータ保存にテープメディアという方法は

言われなくなり今でも一般的ではありません

テープメディアの一番のデメリットはランダムアクセスが遅いということです

いわゆるシークに時間がかかります

音楽カセットテープを例に挙げると

最初の1曲目はすぐに再生できますが、4曲目を再生しようとすると

テープを早送りする必要があります

4曲目の再生が終わって2曲目を再生しようとするとまた巻き戻す必要があります

その間、待たされます

データでも同じ事が起こります

あちこちからデータを引っ張ってこようと思うと

テープを早送りしたり巻き戻ししたり

ディスクメディアに比べるとかなり時間がかかります

 

この点でいうと、ディスクメディアにテープは勝てません

しかし単純に頭からザーッと大きなファイルをコピーする場合には

今やHDDよりテープメディアの方が早いのです

 

テープメディアの規格は色々ありますが

今一番メジャーなのはLTOという規格です

 

LTOについてはウィキペディア等を見ていただくとして

業務用として高価で手が出なかったLTOも

最近は減価償却が終わった中古品が市場に出回るようになりました

ウィキペディアをご覧になられた方はわかりますが

LTOは上位互換を持っており、2規格下のものまで読み取ることが可能です

現在の業務用の主流はLTO6か7ですので

LTO5あたりの物も最近は中古でよく見かけるようになりました。

またテープも、新品の在庫処分品などでLTO5 1.5TBのものが1本2000円程度で売られることも珍しくないです

ドライブを置いといて、テープだけを考えれば、値段の下げ止まりを起こしているHDDの容量あたりの価格は半値以下です

 

加えて、バックアップ専用で一般的に使いにくいLTO4までとは違い

一般にも使い易く作られたLTFS規格が使えるLTO5以上はコンシューマにも受け入れ易いんではないでしょうか

 

またテープは保管も環境によりますが2年で壊れるのを覚悟するHDDとは違い

環境にもよりますが、10年程持つといわれています

フジフィルムでは年間50~100回のフルバックアップをすると3〜5年で交換してくださいとあります

 

今までこんな事はありませんでしたか?

シコシコとDVD−RやBD−Rに焼き 多くの時間を費やしライブラリ化したディスクが

次々とある日突然読み込み不能になりデータ復旧もできず泣いた

RAIDなら安心と組んだが、1台のHDDがダメになり

新品に交換し、RAIDを再構築しようとしてもできず

結局データが全部飛んでしまった

 

そんなあなた、テープメディアはいかがでしょうか?

 

ほぼ素人の私が、素人の方にもわかりやすいように書いたつもりですが

わかりにくかったり間違えがあったらゴメンなさい

 

そんな素人の私がコンシューマのwin7機に

LTFSを利用してのLTO5ドライブの導入から運用までを

これから紹介していこうと思っています

当然、ドライブは業務用機ですから一般には聞いたこともないような壁がたくさん出てきてぶち当たりますので、そのあたりも楽しんでいただければ幸いです