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断捨離とインフレと物の奴隷

ちょっと前まで断捨離がブームでしたね

 

物を持っていてもしょうがないと大量処分した方も多いのではないでしょうか

 

たしかに不要なものは場所を取り収納が必要になりますし

 

不要なものはどこまでいっても不要です

 

しかしそれが本当に必要か不要なのかを決断するのにみなさん苦労されているようです

 

中にはもうそれを考えるのすら無駄だと判断して ほとんどの所有物を処分して

 

生活することを選んだ方が出てきているようです

 

そのミニマリストと言われる人が現れはじめて私は思ったことがあります

 

そもそも人はなぜ物を集めるのか、そして手放そうとはしないのか

 

なぜ これ買おう と思うのか

 

物欲 という言葉で表せば、それは 食欲や性欲と同じカテにいれたくなりますが

 

どうも違うような気がします

 

なぜなら物は時間経過ではなかなか減らないからです

 

食べても1日も時間がたてば腹が減ります

 

セックスをしても人によりけりですがまた時間が経てばしたくなります

 

しかし物は経年で劣化はしていくものの、数日でなくなってしまうということがありません

 

もし数日で壊れたり使えなくなったりした物は 不良品 として認識されます

 

消耗品という言葉もありますが、物欲で消耗品を買うという人は少ないでしょう

 

まだ今持っているものがまだ使える、しかしちょっと古くなったから 

 

ちょっと劣化してきたから ニューモデルが出てきたから新しいのが欲しい

 

これは消耗品とはいいません。物欲です

 

消耗品をこれは消耗していつか使うようになるからと買い貯めると

 

次には買物中毒という言葉が待っています

 

そうやって買い貯めたものがみなさんの周りには溢れています

 

さぞかし生活は豊かになり便利になったことと思います

 

これ以上物を買い足しても それはあってもなくても生活に支障はなく

 

無駄でしかありません

 

物が飽和状態になった頃、世の中が不景気になりました

 

収入が上がらないので大事に物を長く使う

 

もったいないという言葉が流行り 非常にいいことだと

 

みなさんが思っていて 生活に必要なものをすでにもっているから

 

消費もされなくなりいわゆるデフレスパイラルにはまります

 

そして不景気は長引き デフレは悪い悪いといわれ始めたころ 登場してきた言葉が断捨離です

 

 さらにエスカレートして ミニマリスト という言葉が出てきました

 

話は戻りますが、物欲とはなにか それは 安心 だと言われています

 

たくさんの物を所有していると人は安心するのです

 

それがまったく使わない物であろうと物を溢れされていることで満足するわけです

 

その生き方が有意義かどうかは置いておきますが

 

断捨離を行い ミニマリスト になって その人たちは今後 死ぬまでもう物欲は捨てて

 

無駄なものは買わないのか

 

私はそれはないと思っています

 

ただ、その人が資産を数百億円くらいでも持っている のなら不可能ではないかもしれません

 

しかし一般的な労働者は また飽きたころに 

 

これは無駄ではない と自分に言い聞かせて無駄な物を買い貯め始めるはずです

 

先にも書きましたが人は物(金)に溢れていないと不安になる生き物です

 

例えば 老化が進行するにつれどんどん所有物を処分していき

 

人生を全うする頃には きれいさっぱり資産を使い切る という人は少ないでしょう

 

そういう人がいるとしたらそれは断捨離ではなく貧困によるものだと思います

 

貧困者であっても それが周りからはゴミに見えたとしても

 

亡くなった後に周りに物を残すくらいです

 

私ももう今後一生使うことがないものを物置に保管する必要はないと思っています

 

しかしその物を処分することによって心に空いた穴を塞ぐ為に

 

新たに物を買うことはおろかだと思っています

 

 

 

実は今流行っている断捨離やミニマリスト

 

消費をうながすキャンペーンではないかと思っています

 

家の中の物を流動させないと消費しないと考える人が流行らせているように感じたのです

 

 

 

江戸時代は好景気だったことは有名な話です

 

捕まえたスズメを逃がすことでお金をもらう という商売があったのも有名な話ですが

 

実は江戸時代の好景気は近代の好景気とは違います

 

物を大切に長く修理して使うことにより仕事を生み出し 結果好景気だったのです

 

では処分にお金を支払うようなものでも買い取ってくれてそれをリユース、リサイクルし

 

そうやって経済をまわしていたわけです

 

鍋でも家でもなんでも治して治して長く使うので物は増えません

 

買う必要がないからです

 

資源の乏しい日本ではそれが普通だったのです

 

といいますか戦後まではそれが普通でした

 

刃とぎ 目立て 鍋修理 傘修理 などの行商を私が子供の頃まではよく見ました

 

なぜその方法では経済がまわらない国になってしまったのでしょうか

 

そしてなぜ物を捨てさせようとするキャンペーンをやっているのでしょうか

 

これからは日本は借金を帳消しにする為に必ずインフレに持っていきます

 

インフレとはお金の価値が落ちることです

 

逆に物の価値があがることです

 

インフレ懸念でお金を不動産に変えておこう

 

さらには低金利の今、ローンを組んでまでも不動産を持っておこうとするくらいです

 

そんなおりに あなたは物をどんどん捨てていきますか?

 

もしくは捨て値で処分していきますか?

 

物の奴隷になってはいけません

 

私は物欲をコントロールしインフレを見据えて行動をすべきだと思っています

 

だからといってお金を物に変えておこうと物に投資するのも違うような気がします

 

断捨離とは物をガンガン捨てていくことではなく

 

持っているものを活用していこう 修理して大事に使おう

 

物が修理できなくなるまで使い切り

 

不要なものは二度と買わずに済むように心がけよう 

 

ということだと私は思っています

 

それこそが断捨離でありミニマリストであり

 

日本のインフレの在り方だと思います

 

私は中古品は大好きですし修理するのも大好きです

 

大量消費社会は資源が有り余っていて

 

それを活かせる国に適しているのであって

 

日本にはまったく合わない間違った社会の在り方だと思います