田舎暮らしに憧れて移住するのはやめた方が良い理由 番外編

久々に書いております

 

最近、それでも田舎に来る中年や若者がいるのでその方達と話してみて気が付いた事を

 

今回書いてみます

 

今回は

 

「人間は田舎で農耕するのが本来の姿 という勘違い」

 

です。

 

田舎に越してみようとしている方と話しているとまずこの類の言葉が出てきます

 

都市部で揉まれ擦られ 精神的に完全に消沈してしまい、これは人間の本来の生活ではない

 

やはり田舎に移住して 農耕し森や土と戯れて充電したい 

 

なるほどどこかで聞いたような言葉です

 

テレビや雑誌の影響でしょうか

 

しかしこの 本来性 の定義には私は疑問を抱かざるをえないです

 

なぜなら、今ある現代の社会構造の基礎は農耕社会によって築かれたものだからです

 

都市部にいて 何か見えないものに支配されて働かされるのはうんざり

 

これもよく聞きます

 

しかし 持つ者 持たざる者 の格差を生み、労働者と支配者という支配構造を築いたのは

 

農耕社会である と言うことを皆さんすっかり忘れています。

 

なので都市部にあるヒエラルキーが田舎にないと思っていると大間違いです

 

そこには規模は小さくとも立派なヒエラルキーが存在します

 

しかもそれは都市部と違い、どんなに努力しても動かすことができない構造社会が

 

長きにわたりガッチリと固まっているのです

 

都市部は非常に簡単で、それが良いことか悪いことかは置いておいて、

 

どうしてもそのヒエラルキーで上に登りたければ ただお金を稼げばいいだけです。

 

しかし田舎は違います。いつまでたっても いくら溶け込もうと努力しても

 

時間を割いて地域の為に働いても、あなたは 所詮はよそ者でヒエラルキーで言えば

 

最下位です

 

さて 都市で嫌気が指した状態と何が違うのでしょうか?

 

田舎に移住して 誰とも関わらない、誰も手伝わないし儲けもしない 完全自給自足で

 

一人で生きていく というのなら話は別です

 

もっと言いましょう。よくも悪くも地方は都市部によって支配されています

 

そうではない地域は巨大な企業を抱えている地方だけでしょう

 

それ以外の 特に農耕や漁業をしている地方は 都市部に支配されていると言っても

 

過言ではない状態だと思います。

 

そして都市部に支配されている地方のさらに最下位になるというのは とんでもなく辛い状態だとは想像できないでしょうか?

 

以前からずっと言っていますが、数年貧乏ごっこをしてちょっと充電してまた他へ移る

 

というのならよくわかりますが、過疎地に土地や家を買って というのは私には理解しがたい行為です

 

今回 非常に短いですが、私にアドバイスを求めて来る方と話してて

 

あまりにも 人間本来の姿は という言葉が出て来るので今回 書いてみました。

 

本来の姿 という定義は難しいですが、人間が定住しはじめたのが約1万年前です

 

そこから農耕社会が始まってまだ数千年しかたっていません

 

2足歩行を初めた人類が誕生したのは約400万年前です

 

農耕などの技術がなかったから 狩猟をしていた と考えがちですが

 

実は 農耕などする必要がなかった とも言えます

 

そして人間は農耕をするようになって 労働時間が劇的に増えました

 

所有という概念が生まれ

 

そして持つ者 と持たない者 で格差が生まれるようになり、その格差により

 

支配する者 と 支配される労働者 と線引きされていくようになるわけです

 

ではそれで安定的に食料を得られるようになったか と言えば おてんとさん相手ですのでそんなこともないわけです。

 

不作の時に食料を与えられないのはヒエラルキーの下である労働者 小作人からです

 

しかし分業は農耕社会が始まってから本格的になったわけですし、それによって文化 

 

文明が発展してきたとも言えますが、現代は分業が行きすぎている と考えることもで

 

きます

 

話は逸れましたが、とにかく現在の社会構造の祖は 農耕社会 であることを肝に命じ

 

て田舎への移住を模索してみることをお勧めいたします

 

田舎に移住して気が付いてみたら

 

やりたくもないことをやらされていて 奴隷化が進んでしまい

気が付いたら、都市部にいる時よりもやりたい事もできない状態になった

 

なんてことのならないように気をつけてください

 

今回は 「人間は田舎で農耕するのが本来の姿 という勘違い」 でした